『CRYSSIC』

突然4月の空が真っ暗になって
何も見えなくなった
思い出すのは冬の景色と
それに飾られた恋

少し大人でちょっとだけ子供のアナタと私
まるで離れたら死する魚みたいにいつも二人でいた

夢多きアナタに預けた溢れる純情
どんなに時が流れても忘れないでいてね

二人で夜の汽車に乗って
同じ未来を走らせてた
通り過ぎる想い出が
泡のように舞っては消えた

アナタは歌うことが好きで
そんなアナタを好きになった
アナタの傍で季節を感じることが心からの幸せだった

若さに任せて走った
苦笑いする季節
お転婆な私はいつもアナタを困らせた

アナタの為なら何でも出来る気でいたわ
揺れる陽射しが少しだけ眩しかっただけよ

夢多きアナタに預けた溢れる純情
どんなに時が流れても忘れないでいてね