『SEA SIDE STORY』

あの季節の中で僕が見た夢は
幼すぎた日の罪と嘘達
幾つもの星の灯に照らされ
キミの唇をそっと噛み締めた
雨の降る夜、僕はドアに永久の鍵をかけ堕ちて行く恋を欲しがった
灰色のメロディ

「真夏に揺れる波音が好き
自由な夢を見させてくれるわ」
キミの望む未来をあげよう
僕は何もかもなくしてもいいよ
「遠くの土地で貴方の夢を描きたいわ・・・愛してる」
キミは消えかかる未来を知ってた

波が聴きたい
波が聴きたい
波が聴きたい
今すぐに
夏の終わりは恋の終わり
誰かが決めたエピローグ

時が過ぎても決して忘れない
愛しい笑顔と切ない横顔
幾つもの星の灯に照らされ
キミは最後の言葉をくれた
「どおか悲しい気持ちは捨てて。ねぇ、お願い生きていて」
キミの温もりが天へ舞い上がる

波が聴きたい
波が聴きたい
波が聴きたい
今すぐに
夏の終わりは恋の終わり
誰かが決めたエピローグ

全てを消して迎えに行こう
綺麗な夢で共に生きよう
もしも誰かがキミを奪うのなら
僕は神にさえ背を向けてもいい

波が聴きたい
波が聴きたい
波が聴きたい
いつまでも
キミを愛して全てをなくした波に消えたエピローグ